カレッジロゴ、という呼び方を、
高校や中学のTシャツに対しても使って良いのか、
ふと、悩んでしまいました。
とは言え、適切な呼び方は思いつきません。
そもそもカレッジロゴよりも、
ユニバーシティロゴの方が良いような。
それでも全てのそういうモチーフを包含してるとは言えないしなぁ。
アスレチックロゴとか、
スポーツチームロゴの方が分かりやすいけど、
何となくクールじゃないし。
って事で、ジーパンとジーンズとデニムのように、
結局は使いやすい言い方で構わないのかな、
という結論です。
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では、本日のアノラックOnlineStoreは、
こちらから。
●10’s~ ギルダンボディ EC PIRATES Tシャツ 表記(XL)
最もアメカジらしいTシャツと言えば、
やっぱりカレッジロゴだと思います。
ただもういい加減古臭いレトロなカレッジロゴは
お腹がいっぱいです。
YALEとかダートマスとか5段染み込みとか、
全然興味がありません。
僕がクールだと思うのは、
レギュラーのカレッジロゴです。
というわけでこちら、2010年~、
East Carolina大学のPIRATESです。
このちょっとダサい感じが、
リアルでクールですね。
ちなみに話は逸れますが、
【プリント位置感覚】というのが、
日本人とアメリカ人では違います。
(流行などもありますが)
日本のプリント業者の多くが、
プリント位置を中央に寄せたがります。
これはプリント台と首リブの凸を避けるためでもあります。
(つまりB級品を避けるため)
こちらのTシャツも日本でプリントすれば、
こんな位置になったかもしれません↓
なんかちょっとモッサリしますよね。。
慣れとか、思い込みもあるかもしれませんが、
首リブ下に近い方が個人的には好みです。
で、このプリント位置感覚は、
プリント屋さんとの相性だと思っています。
リブ下4.2cmで、と指定も出来ますが、
そんな細かい事を言わなくても、
アゾットの平野さんは完璧に適切な位置でプリントしてくれます。
レギュラーカレッジつながりでこちらも。
●10’s~ ギルダンボディ PEMBROKE バスケスクール Tシャツ 表記(XL)
PEMBROKE VARSITY、
バスケスクールのTシャツです。
Hoop Schoolという呼び方が良いですね。
2010年代のギルダンボディ。
レギュラーカレッジ物の多くが、
チャンピオンではなくギルダンです。
理由は簡単、安いから。
これまた絶妙のダサさ加減が
最高にクールです。
80年代以前のカレッジ物には、
こんなデザインはありません。
イラストレーターやフォトショップを感じる、
パソコンから飛び出してきた系のグラフィックです。
●10’s~ ギルダンボディ NORTHWEST Tシャツ 表記(L)
こちらはNORTHWESTバスケチーム。
エンジボディに黒と白枠。
いや~~、この色使いはホントに上手い。。
これはもう僕の中では
5段染込みを超えました。
意識しなければ素通りしてしまいそうな、
レギュラーのカレッジロゴ(仮称)Tシャツ。
非常にオススメです。
素通りしてしまいそうと言えば、
こちらも、
●81’s 米軍 BDUパンツ ウッドランド迷彩 表記(M-R)
ウッドランド迷彩のBDUパンツなんて、
永遠のレギュラー古着ですが、
ほんの僅かなフックが存在します。
それがこちら。
白ラベル。
ウッドランド迷彩の登場は1981年。
ゆえにM81ウッドランドと呼ばれる事もあります。
その1981年会計の初年度は白ラベルでした。
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ちなみにカーキラベル変更の正確な情報はありませんが、
1982年会計のWinfield製はすでにカーキです。
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1984年にはコットン100%のリップストップなども登場するため、
50/50のノンリップバージョンで白ラベルとなると、
もしかしたらアルミジッパーのM-65より出現率は低いかもしれません。
しかし、。
明確な違いはラベルのみです。。
その他はその後のBDUとほぼ同じ、。
これでは価値を付けようがありませんね。
ゆえにレギュラー古着である事に変わりはありませんし、
値段が上がる事もないでしょう。
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後期リップストップと並べてみましたが、
もしかしたらサイドポケットの形が
若干違うかもしれません。
初期型はフロントに向かって左の線がやや斜めになっています。
ただこれは個体差かもしれませんし、
明確な違いとは言えないと思います。
ちなみにリップストップの96年会計は
もちろんカーキラベルです。
素通りしてしまいそうなレギュラー古着の中に、
僅かな違いを見つけるとワクワクしますね。
まだそういうのがたくさんあると思います。
だから古着が好きです。
よろしくお願いいたします。