2021/1/15

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昨年BS日テレで、
毎週日曜日の深夜12:00から、
テレビ版の『新世紀エヴァンゲリオン』を
再放送していました。

映画版(劇場版)は何度か見返した事がありましたが、
テレビ版は20年ぶり位だったかもしれません。

今の時代なら配信系のサービスで、
好きな時間にまとめて観る事も出来ますが、
金曜ロードショーのラピュタ同様、
同じ時間に世界の人と同じ映像を観るという、
何とも言えない共感・協調・強制力が
好きだったりします。

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で、当時はあの最終話(26話)が、
全く理解出来ませんでしたが、
今改めて観たら、
答えはすべてあの最終話に描かれていました。

80年代、
ビューティフル・ドリーマー(うる星やつら)から続いた、
”夢落ち”シリーズの最終形態が、
エヴァンゲリオンだったのではないかと思います。

はっぴぃえんどで終わったエヴァンゲリオン。

あの26話は、ある意味で完璧な最終回でした。

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ただ、人気がある作品の宿命は、
続編を期待される事です。

インディジョーンズ、
バックトゥザフューチャー、
ゴッドファーザーだって、
続編があります。

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というわけで、
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。
残念ながら再度公開延期になってしまいましたが、
それに向け準備していたTシャツは、
延期せず販売するしかない
という結論に至ったようです。

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前回は綾波レイに絞って、
そのバリエーションを作りましたが、
アスカも欲しいというご要望を頂きましたので、
今回はアスカを作ってみました。

と言っても構図は同じ。
僕のサイトをご覧の方なら
元ネタがすぐに分かるはずです。

多色を使用するアニメ系のプリントは、
ここ数年インクジェットが主流です。

というか以前から日本では総天然色のプリントは、
転写シートか、
単色変換、
やったとしても4色分解が限界でした。

それはコスト面もさることながら、
単純に色分解ができないという事でもありました。

転写シートは質感が最悪です。
単色変換はデザインによってはアリですが、
今回のイメージとは違います。

4色分解では色が濁ってしまいます。
(特にアニメのように色がハッキリしたモチーフでは)

インクジェットは。。
まだ進化の過程なので評価をする段階ではありません。

というわけで、
今回も特色分解(スポットカラーセパレーション)を使い、
シルクスクリーンでプリントして頂きました。

綾波レイよりも色数が多いアスカは、
結局、
【13版】になってしまいました。

この色分解をするために、
テスト版は20回を超えました。
(僕が理論を理解出来ていないだけですが。。)

ちなみに文字は前回同様手書きです。

シルクスクリーンプリントは、
データが出来ればそれで完成ではありません。

製版し、
インクを作り、
プリントする人がこれまた重要です。

それができる(やってくれる)工場は、
やはり限られてしまいます。

1色ずつ色を足していきます。

手刷りです。

プリントし、熱処理し、
次の色に。

これを13回繰り返します。
(白は2回刷っているので正確には14回です)

熱処理をするとボディが若干縮むため
プリントが僅かに(0.1ミリ位)ズレてきます。

このズレがまたシルクスクリーンの醍醐味だと思います。

1枚目と100枚目に差が出る。
刷る時の気温や湿度で色の出方が違う。
刷る人の体重や身長も関係がある。
そういうのが楽しいんですよね。

おそらく手刷りの多色刷りでは、
最高峰の仕上がりだと思います。(国内)

これ以上を望むなら、
インクジェットの進化に期待するしかありません。
(本末転倒だな。。)

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で、オマケで綾波レイの
白ボディバージョンも。

黒ボディ用に作ったデータでは、
白ボディにはプリント出来ません。

結局データを作り直し、
白ボディ用に無理矢理変換しました。

ザラっとした油性インクの質感は、
まるで90年代のバンドTのようです。

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映画はもう少し我慢しなければいけませんが、
こちらのTシャツは明日(1/16)から販売開始です。

Flagstuffの取扱店で
購入して頂けると思います。

当然ながら、僕のサイトでの販売はありません、。

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しかし、
まさかこのネタで3部作になるとは思いませんでした。。

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というわけで、
本日のアノラックOnlineStoreは、
こちらから。

70~80’s サックスフィフスアベニュー ムートンコート こげ茶 実寸(M位)

1970~80年代、
サックスフィフスアベニューの
ムートンコートです。

タグやデザインを見ると、
NapaへのOEM生産品ではなさそうです。

ただ良い雰囲気のムートンコートです。

着込まれているせいかと思いますが、
革が柔らかくクタっとしています。

B-3系ではなく、
ヴィヴィアン(ワールズエンド)や、
マウンテンリズム寄りの着心地だと思います。

使用感が目立ち、
状態はあまり良くありませんが、
これヤレたムートンの雰囲気は中々乙です。

実寸はM位。

Tシャツ1枚に、
細い黒パンとかで、
シンプルに着ると良さそうです。

 

90~00’s イタリア製 ラルフローレン キッズ リアルムートン ダッフルコート 表記(100) 未使用

1990~2000年代、ラルフローレンの
ムートンダッフルコートです。

キッズ用。

100サイズです。

キッズ用だから、
どうせフェイクムートンでしょ。

と思ったら大間違い。。

まさかのリアルムートンです。

しかもイタリア製。。

フラッシャー記載の定価は
45000円+Taxでした。

お父さんの小遣いより高いです。

どのレベルの富裕層をターゲットにしていたんだ、
ラルフローレンさんよ、。

フラッシャー付きの未使用品を
息子用に買ってみましたが、
(もちろん定価ではなく)
夏の間に背が伸びて、
結局未使用のまま終了してしまいました。。

 

80~90’s USA製 眼帯羊 TANCO ”Runway” B-3 ムートンJTK 表記(40)

1980~90年代、TANCOの
ムートンジャケットです。

黒眼帯の羊がトレードマーク。

ショットと同じ、
レザークラフトプロセス社のムートンを
使用しています。

東海岸のメーカーは、
大体この会社からレザーを調達しています。

コーティングが剥がれて、
スエード面が出てきています。

状態はあまり良くありませんが、
パリパリしたコーティングが苦手なので、
個人的にはこのスエード面が出てからが、
B-3の本領発揮だと思います。

ショットに比べると縫製がだいぶお粗末です。

ただこの雑味がまた一興かと思います。

 

80’s イタリア製 RUFFO ムートンコート フード付き プルシアンブルー 表記(40)

1980年代、RUFFOの
ムートンコートです。

1966年創業、
イタリアのレザーブランドです。

プラダやD&Gなど、様々な高級メゾンの
OENを手掛けている事でも有名です。

こちらはそのビンテージ。

イタリア製。
リアルムートンです。

いや、。もう。。
革質が異次元です。。

Napaもレザークラフトプロセスも
アメリカムートンとしては上質ですが、
それとは全く異質な革です。

おそらく革に対する根本的なアプローチが
違うような気がします。

まるでベルベットのような
滑らかな手触り。

内側の毛足は、
毛皮のような繊細さです。

ポケットの裏地はラム。
この革質まで最高。

しかもデザインがそれに負けていません。

大きめのフードが付いた、
ビッグシルエットです。

ボタンを留める位置で、
表情が変わります。

ダボッと羽織って、
フードを垂らせば、
まるでジェダイのようです。

80年代なのに、肩のラインもスッキリしています。

色は群青。
いや、コバルト。
いやいや、プルシアンブルー。

とりあえずこんな色のビンテージムートンは、
まず見つかりません。

前合わせはレディースですが、
実寸はメンズのXL~位。

男女関係なく着用出来ると思います。

おそらく定価は0が一個違うかなと。。
状態は奇跡的に極上です。

 

よろしくお願い致します。

OnlineStore

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そういえば、

”あなたに逢えるまで眠り続けたい~”
と袖に。

これが”夢落ち”につながるっていう。
そりゃ誰も気づかないよな。。