ある時、息子がトルーパーの事を、
名前で呼ぶようになりました。
レックスがさぁ、
ファイブスがね、
ウォルフのあれよ、
と。
ストームトルーパーという大枠ではなく、
トルーパーそれぞれに名前があり個性があります。
(クローンといえども)
そんな膨大な数のキャラクターが登場するのが
【クローン・ウォーズ】です。
シーズン7まで、全133話。
息子と一緒に繰り返し何度も観ました。
ナンバリングを補完する、
スピンオフ作品ではあるけれど、
これは単なるスピンオフにあらず。
映画と同等のアート性を有した、
スターウォーズの背骨だと思います。
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●Star Wars : The Clone Wars × GEEKS RULE
__SILKSCREEN PRINTING T SHIRT
クローンウォーズと言えば、
グリーヴァス将軍やドゥークー伯爵がいた方が良いかな、
とも思いましたが、
シーズン7のキービジュアルが
めちゃくちゃクールだったので、
これに決めました。
一見色幅は狭いように見えますが、
これが逆に難しい。。
赤と青の濃淡の出し方でだいぶ雰囲気が変わります。
左がファーストサンプルです。
背景の赤部分が朱赤(オレンジ)に近く、
濃淡が表現出来ていません。
下地の白とグレーの問題、
つまりホワイトアンダーコントロールが
上手く機能していないからです。
そして重ねる赤版も変更する必要があります。
この部分だけで5版修正しました。
ちょっと色を変えるだけで、
全体の版の修正が必要になるのが、
シルクスクリーンのデメリットです。
インクジェットなら
ちょちょっとデータを変更するだけで良いのに。。
でも、やっぱりインクの色の純粋さ、
ノイズのない色の混合具合、
それがシルクスクリーン、
特にスポットカラー分解の魅力だと思います。
ファーストサンプルは、
ガンシップの陰影があいまいですね。
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それにしてもシーズン7のビジュアルは、
本当にクローンウォーズ好きのツボを押さえています。
アソーカを中央に、
レックスが脇を固め、
ボ=カターン・クライズに、
バッド・バッチまでいます。
こりゃたまらん。。
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さて、今回はセレブレーション用と言う事で、
もう一型作らせて頂きました。
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●Rogue One: A Star Wars Story × GEEKS RULE
__SILKSCREEN PRINTING T SHIRT
こちらもナンバリングではなく、
スピンオフ作品【ローグ・ワン】です。
ローグ・ワンを観る事で、
エピソード4のリアリティがグッと増します。
クローンウォーズと同様に、
最も好きなスピンオフ作品の1つです。
++
実はローグ・ワンのキービジュアル、
2016年公開当時の、
Theatrical release poster=劇場公開ポスターは
現在のディズニーに使用可能なデータが存在しません。
あのポスター絵のTシャツは
おそらく2016年に出た1種類だけだと思われます。
(だからレアだというわけではありませんよ)
+
でもどうしてもあのバランスの絵が欲しくて、
何度か交渉したところ、
「作るなら良いですよ」
という回答を頂きました。
作るなら。。
なるほど、使用可能な素材の中から、
コラージュしてくれって事ですね。。
なので、作らせて頂きました。
オリジナルに似せたバランスと色構成ですが、
黒ボディに馴染むように、
若干ダークトーンに寄せています。
暗めの肌の色なんて、
シルクスクリーンでは最も難しい表現だと思います。
目の中の光彩もちゃんと確認できます。
黒に沈むダースベイダー。
スモークに溶ける感じ。
極小のトルーパーは、
白、グレー、水色、青、黒(ボディ)で。
デススターの表面や溝の中の光も、
潰れずに出ています。
というわけで、
このローグ・ワンのデザインは、
ギークスルールのオリジナルです。
他の版権データと違い、
もう二度と同じ物が作られる事はありません。
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こちらは4/18、
スターウォーズ・セレブレーションの会場、
ROBOTROBOTさんのブースにて先行販売され、
( https://x.com/ROBOTROBOT2 )
その後4/21~23までギークスルールのオンラインで
抽選販売となっております。
詳細はギークスルールのインスタやXで
ご確認のほどお願いいたします。
インスタ:https://www.instagram.com/geeksrule_/
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キャシアン・アンドー、シーズン2も
とても楽しみですね。