日別アーカイブ: 2025/12/24

CHAINSAW MAN × GEEKS RULE

 

シルクスクリーンプリントは、
本当は受注生産には向いていません。

特に15版刷りとなると、
細かい生産枚数に対応出来ないんですよね。

例えばインク。
原色のまま使える事なんてまずないので、
パントーンに合わせて調合し色を作っています。

その調合の【単位】を仮に最低100枚分として、
120枚のオーダーが入ったらどうするか。

単位が100枚なので、
まず200枚分のインクを作ります。
80枚分のインクは廃棄しなければなりません。

それが15版=15色なら、×15。
つまり80×15=1200回分のインクが残るわけです。

もったいないから200枚刷ったとしても
結局80枚は死蔵されることになります。
デッドストックです。

5色刷りくらいなら
甘んじて受け入れられなくもないですが、
15色刷りでは中々そうも言っていられません。

じゃあきっかり
120枚分のインクを作ればいいじゃないか、
あるいは
調合の単位を【50枚分】にすればいいじゃないか、
と思われるかもしれませんが、
それが出来ないんですよ、。
(そもそも調合の単位は100枚でもないですし)

こればっかりは工場見学ツアーでも組まないと、
その仕組みを理解してもらえないかもしれません。

インクジェットや転写プリントなら、
オーダー枚数ピッタリに作れるのですが、
シルクスクリーンはそう簡単ではないんですね。

もちろんこれだけが理由ではありませんが、
そんなわけで受注生産はしてきませんでした。

言い訳がましい解説にお付き合い頂き
大変申し訳ありません。。

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だがしかし、
桑田佳祐と松任谷由実いわく、

クリスマスだから言うわけじゃないけど
特別なことをしてあげる ―kissin’ christmas

そうだ、そうだ。
クリスマスじゃないか。

狙ったわけではないけれど。

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CHAINSAW MAN × GEEKS RULE
__SILKSCREEN PRINTING T-SHIRT Vol:3

というわけで、
今回は受注生産に踏み切りました。

果たしてどうなるか全く分かりません。
あとは工場を信じるしかないです。

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先行販売分も含め、
詳しい販売方法や受注受付け期間などは
ギークスルールのインスタをご確認ください。

https://www.instagram.com/geeksrule_/

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さて、
A Christmas Gift for You from Phil Spectorからの、
クリスマス音頭を聴いて、
サンタさん用のクッキーでも焼こうかな。