20年くらい前に好きだったジャンルのTシャツは、
なんだかもう手の届かない存在になっちゃって、
着るのも集めるのも勇気とお金が必要だ。
それも楽しいとは思う。
白石麻衣が可愛いとも思う。
だけど、僕はただのオッサンだ。
勇者ではない。
10万円のTシャツを着て、
遊びに行くところもない。
ナンバーワンじゃなくていい。
ついでに言えばオンリーワンでもなくていい。
どこにでもあるもので良いんだ。
自分にとって最高にクールなら。
だから今年もやってまいりました。
(ここから先は、
ドラゴンクエスト『序曲』をBGMにお読みください)
古着のレギュラーTシャツを集めて
今年も開催いたします。
4/29(金)、30(土)の2日間。
場所はdojoeの店舗。
詳細は中野君に丸投げしますので、
dojoeのインスタ等をご覧ください。
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そして今年もまたTシャツを作りました。
シルクスクリーンプリントをした事がある人なら、
必ず経験があるはずです。
手に付いたインクに気付かず、
Tシャツを汚してしまった事が。
この【汚れ】は、
そのままならただの汚れです。
でも見る角度を変えて下さい。
市販の便器にサインを入れて、
作品に変えてしまった、
マルセル・デュシャンのように。
そこで汚れを版に起こし、
プリントしてみました。
レギュラー古着のTシャツも、
まさにこれだ、と思いました。
これとはすなわちレディメイドの事です。
既製品に対する芸術的アプローチ。
美しいかどうかではなく、
観る人の思考を促すかどうか。
つまり、Tシャツで言えば、
価値があるかどうかではなく、
面白いと感じてもらえるかどうか。
その一連の作業こそ、
ドレギュラーTシャツに求めた未来です。
ゆえに、このデザインが出来た時。
あぁ、ドレギュラーTシャツ展は、
今回で終わりだな。
と思いました。
これ以上はない。
僕たち3人の答えが見つかりました。
だからあえて言いましょう。
このTシャツは最高にクールです。
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価格は税込み4400円。
販売は当日店舗と、
dojoeのオンラインストアを予定しています。
この辺の詳しい情報もdojoeのインスタなどをご確認ください。
(僕のサイトでの販売はありません)
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というわけで、
よろしくお願いいたします。