日別アーカイブ: 2025/03/05

2025/3/5

 

本日のアノラックOnlineStoreは、
こちらから。

00’s USA製 パタゴニア フリースベスト 表記(KID’S14) 実寸(XS位)

2000年、パタゴニアのフリースベストです。

アメリカ製。

KID’Sの14サイズ。

実寸はメンズのXS位ですが、
シルエットも小さめなので、
大人の男性向けではありません。

150~160cmの子供、
あるいは女性なら着用できると思います。

黄緑~ブルーの
マルチボーダー柄。

背中にリフレクター付きです。

 

80’s 緑タグ ボーイズ Poloラルフローレン BDシャツ 表記(20) 実寸(S位)

1980年代と思われる、
Poloラルフローレンの長袖シャツです。

緑タグ=ボーイズ。
生産国表記はありませんが、
アメリカ製だと思います。

メンズは早々にシンガポールや、
マレーシア工場を開拓しましたが、

ボーイズのシャツは
90年代頭までアメリカ製でした。

ボーイズだけサプライチェーンが違うんですね。

RNナンバーも
通常の41381ではなく、
オックスフォードインダストリー社の、
19672表記です。

その理由をどこかで読んだ気がするんですが、
忘れてしまいました。。

白ベースのマドラスチェック生地。

淡いピンクと、
エメラルドグリーンが交差する、
めちゃくちゃ良い色です。

大人用でも欲しい。。

ポニーは色を合わせて薄ピンク。

小ぶりな襟と、
細めのアームホールが、
ボーイズの特徴です。

表記20、
実寸はメンズのS位。

165~170cm位の男性なら、
着用可能だと思います。

 

イタリア製 Manifattura Ceccarelli フィールドコート 表記(36)

Manifattura Ceccarelliの
フィールドコートです。

フィルソン・イタリーを作っていた工場ですね。

というわけで、イタリア製です。

デザインソースは、
2ポケットの頃のストームJKTでしょうか。

ただそれがベースだとしても、
さらに洗練されたパターンです。

中央でMのように切り替わるヨーク。

そこから流れるようにつながる、
ポケットのアーチ。

プリントロゴの入ったボタンは、
ベースを革で補強。

コードストッパーも、
理想的な形です。

おそらくドライワックス生地。
と言ってもニオイやベタツキはありません。

ほぼコットンと同じ質感です。

ただこの白く線の入るような色落ちや、
若干モタっとした質感は、
ワックスコートのせいでしょうか。
(糸の段階で加工しているそうですが)

内側にショルダー付き。

裏地はなく、
その代わり縫製個所はパイピング仕上げです。

マウンテンパーカー系譜の服を
たくさん見てきましたが、
これが正解だと思います。

ちなみに定価は10万円弱だと思います。。

 

00’s USA製 ジャージーズボディ テストプリント Tシャツ 表記(XL)

2000年前後と思われる、
ジャージーズボディのTシャツです。

アメリカ製、コットン100%。

テストプリントです。

本来は工場で処分されるため、
市場には出回らないはずですが、
たまにひょっこり顔を出します。

フロントは5種類くらいの柄が、
重なっているような気がします。

フルカラーのシルクススクリーンプリント。

特色分解ですが、
こちらはドット分解ではなく、
誤差拡散分解です。

ドットではなく、
【粒】が色を構成しています。

ジョルジュ・スーラの点描画法に
近いイメージだと思います。

誤差拡散分解のメリットは、
滑らかなグラデーションが作れる事。

傘の部分のグラデーションは、
まるでインクグラデーションのように
滑らかです。

デメリットは、
ベタ塗りの単色部分には向いていない所です。

単色も点描の乗算で表現するため、
ノイズが入ったようになってしまいます。

拡大すると、
インクジェットに近い感じです。

ちなみにこれだけ細かい点を
プリントし続ける(量産する)設備もなければ、
分解法も日本では確立していないので、
中々ハードルの高いプリント技法だと思います。
(紙媒体ではあるのかもしれません)

というわけで、こちらはきっと、
誤差拡散分解に特化したスクリーン工場の
テストプリントだと思われます。

 

よろしくお願いいたします。

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