2019/7/10 ”仙台・プリント”

+++

7/87/9の続きです~

+++

仙台に着いたのは、
7/4の午前11時14分。

せっかくなので一樹君に同行をお願いしました。

大学以来の2人旅です。

いざ、プリント工場へ!

++

と、その前に腹ごしらえ。

++

車を借りて、駅から約20分。
到着しました。

仙台でシルクスクリーンと言えば、
アゾットさんです。

https://www.azoth-net.jp/

壁一面に積まれたシルクスクリーン版が
お出迎えしてくれました。

事務所の中もびっしりと。

++

3、製版する

メッシュ張りから手作業です。

メッシュの密度(メッシュ・カウント)は、
ハーフトーンの線数(網点)の2~3倍位。

40線の網点なら、80~120メッシュ位を張ります。

これが版下です。

露光~現像。
デヴィッド・リンチの映画に出てきそうな、
ダークな空間でした。

版が完成しました。

+++

4、インクを調合

インクは顔料(染料)とバインダーを
ミックスして作ります。

その割合によって、
隠蔽(いんぺい)度・透過度が変わります。

アゾットさんではデザインに合わせて、
インクを独自に調合しています。

白と黒は隠蔽度を高く、
逆にその他の色は透過させ、
自然に混ざるように調節します。

+++

5、プリント

レーンに並んだ無地のTシャツ。

ここに1枚1枚版を置いて、
プリントをします。

機械の自動プリントではなく、
手刷りです。

刷る圧力やスピードで仕上がりが変わります。

まずは白から。

白は隠蔽度を上げるため、
乾いたあと、もう一度重ねます。

順番に色を重ねていきます。

ズレないように微調整をしながら。

色が付いてきました。

刷って、乾かして、刷って、
これを7回繰り返します。
(白×2なので本当は8回です)

最後は黒。

++

そして、

6、完成

最終乾燥後、タグ付け・梱包をして、
ようやく完成です。

+++

インクと洗浄液のニオイに包まれながら、
シルクスクリーンプリントの楽しさを、
改めて実感しました。

この機会を作って下さった、
アゾットの平野さん、工場の方々、
本当にありがとうございました。

+++

というわけで、
Tシャツが出来ました。

サイズは全てXL

価格は3000円+Tax+送料です。

7/11(木)、
お昼の12:00位にオンラインストアに掲載致します。

大変恐縮ではありますが、
お一人様1枚までとさせて頂きます。
2枚以上ご注文を頂いた場合は、
自動的にすべてキャンセル扱いになりますので、
ご了承のほどお願い致します。

+++

+

仙台の帰りに、
秋保大滝を見に行きました。

ロングバケーションからスタートした、
天然色の考察は、
やっと”大瀧”にたどり着くことが出来ました。

ちなみに滝壺までの山道は、
雨でぬかるみ、
おろしたてのズームフリーク1は、
泥だらけになってしまいました。。

+++

最後に、一樹君、
ホントにありがとう~~!

+