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今日は宣伝から。
久しぶりにFlagstuffのデザインを作りました。
(と言ってもデータを作ったのは去年の4月ですが。。)
スターウォーズのマーチ(版権)は、
元々かなり多くの素材が用意されていますが、
いわゆる人気のあるモチーフと、
誰が使うんじゃ、という謎のモチーフが
混在しています。
今回はその誰が使うんじゃ、
という素材にピントを絞って、
再編集してみました。
カラープリントはインクジェットです。
とは言え、さすがにそれだけでは
売上げに貢献できなそうなので、
その辺を考慮して、
2型追加。
言わなくても分かると思いますが、
ウォーホル風と、アヴェドン風です。
個人的に気に入っているのは、
こちら。
特に背中が。
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それと総柄シャツは、
柄の配置がポイントです。
上下とフロントの抜きは、
40~50年代に見られるハワイアンシャツの
生地採りを意識しています。
リピート幅や生地幅の関係、
無駄を出さない型紙の置き方から産まれた、
効率的・必然的な柄配置です。
なんで真ん中に柄がないの?
という理由は、
バックパネル柄の基本的な生地採りだからです。
ただ現在は基本DTG≒インクジェットなので、
生地採りを意識する必要はほぼないんですが。。
ってかやっぱりレーヨンは発色が良いですね。
というわけで、
今週末4/18から販売されるようです。
詳細はFlagstuffのインスタ等でご確認頂けます。
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では、本日のアノラックOnlineStoreは、
こちらから。
●19’s ギルダンボディ Beta Productions Tシャツ 表記(S)
2019年、ギルダンボディのTシャツです。
紙タグ最終版。
Beta Productions
インスタを見ると、
音楽スタジオっぽい感じでしょうか。
4色分解、シルクススクリーンプリントです。
2メートル離れて見れば、
全く分かりませんが、
1メートルくらいまで近づくと、
CMYKノイズが見えます。
このノイズは、
インクジェッのノイズとほぼ同類なので、
4色分解で作るなら、
インクジェットで良いんじゃないか、
と言うのが持論です。
あとは費用対効果の判断ですかね。
1000枚以上作るならシルクの方が効率的です。
あるいは印刷工場の設備問題もありますね。
●80’s Eric Monte 舞台 IF THEY COME BACK Tシャツ 表記(M) 実寸(XS位)
1980年代と思われる、
スクリーンスターズボディのTシャツです。
脚本家、Eric Monteの舞台、
『IF THEY COME BACK』の
オフィシャルだと思います。
と言っても、情報はヒットせず。
”あのCooley Highの脚本家がお届けるする!”
と書いてありますが、
そもそもCooley Highを知りませんでした。。
インディペンデント系、
アンダーグラウンド、
小劇場、
70~80年代の混沌とした、都会化される前の、
絶妙なヘタウマ感が漂います。
●90’s USA製 Post O’alls ネルシャツ オフホワイト 表記(L)
1990年代、Post O’allsのネルシャツです。
アメリカ製。
ビンテージシャツのディテールなど、
20年前に忘れてしまいましたが、
確かベンチレーションは、
モンゴメリーワードで、
ガチャポケはBIG-YANKだったような。。
って事はこちらはそれらをミックスしてるのかなぁ。。
それともこのまんまの元ネタがあるのかなぁ。。
ガチャの袋(シガレット)ポケット。
ベンチレーション。
背中のアーチが美しいですね。
トリプルステッチは、
下糸の色を変えています。
チンスト付き。
襟はダブルステッチ。
それにしても情報の少ない90年代に、
こんなに完璧に、
しかもアメリカで作っていたって、
Post O’allsは本当にスゴイですね。。
●90’s 日本製 POST シャツブルゾン 針バックル 表記(XL)
こちらもPost O’allsですが、
日本製です。
しかも、タグにO’alls表記がありません。
C-OY3824
繊維製品品質表示者番号があるので、
1997年よりも前だと思われます。
ついでに、針バックルを使っているので、
PL法(1995年)が施行される前かもしれませんが、
POSTに関しては、
PL法を無視してその後も針バックルだったような気もします。
ちなみにPL法=製造物責任法により、
【検針】が厳しくなり、
製品に針が使えなくなったと言われています。
実際の所は分かりませんが、
Boon世代は耳にした事があるワードです。
20~30年代、
アメリカの農夫が着ていそうな、
素朴なブラウスです。
つまりシャツジャケット。
どちらも
めちゃくちゃ良いです。
よろしくお願いいたします。