本日のアノラックOnlineStoreは、
こちらから。
●90’s サンフランシスコアビエーション レザー MA-1 表記(42)
1990年代、サンフランシスコアビエーションの
MA-1です。
WEP型やCWU-45/P型など、
ちょっと変わったモデルを含め、
ミリタリーウェアをレザーで作っていたメーカーです。
アメリカ製。
こちらはMA-1タイプ。
シボ感のある水牛のような革。
残念ながら日焼けやオイル抜けにより、
色ムラ、変色が目立ちます。
補色やオイルメンテナンスで、
ある程度まで戻せると思いますが、
こげ茶色なのでちょっと上級者向けです。
(いっそ真っ黒にした方が楽かも。。)
表記42インチ、実寸はL位。
状態は悪くありませんが、
色ムラが目立つためお買い得プライスです。
●M.O.C. 復刻 USN N-1デッキJKT デコタロン(M43)実物ジッパー 表記(34)
大阪MASHのオリジナル、M.O.C.の
N-1デッキジャケット、復刻です。
本物よりも本物っぽい。
裾のタグが欠損したら見分けがつかないかもしれません。
特に復刻メーカーが一番苦労するのが、
ライナーのアルパカ生地。
こちらは初期タイプの100%アルパカライナーを
完璧に再現しています。
ジッパーは実物を使用。
ビンテージはコレクション用に。
普段着として使うなら、
はっきり言ってM.O.C.製で十分満足できると思います。
ってか実物にしか見えません。
●90’s USA製 Cooper G-1 フライトジャケット ゴートレザー 表記(36)
1990~2001年位と思われる、Cooperの
G-1フライトジャケットです。
アメリカ製。
レザークラフトプロセス社の
ゴートレザーを使用しています。
正規コントラクターでもあったCooper社。
主に官給品生産完了後、
自費で購入するタイプのG-1を納品していました。
牛革ではなく、ゴートレザーを使っているのが、
Cooperの良い所。
こちらは官給品ではありませんが、
パーツやディテールは、ほぼ官給品と同じです。
ウールリブの宿命、。
穴がたくさんあります。
現状醜いほどではありませんが、
リブ交換をすれば、
より長く愛用出来ると思います。
モチモチのゴートレザーを一度着てしまうと、
中々他の革に手が伸びません。
表記36R。
実寸も表記通りS位。
タイトでシュッとしたシルエットです。
●72’s 米軍 M-65 フィールドジャケット 黒ジッパー 表記(S-R)
米軍のM-65フィールドジャケットです。
あえて”米軍の”と書きましたが、
ほぼ”空軍の”と言って良いと思います。
10着くらい集めてから紹介しようと思い、
探し始めてはや数年。
1972年、3rdに変更された初期ロット。
この時期、極稀に存在する、
【黒ジッパー】です。
なぜ黒か。
僕のブログを読んで下さっている方なら
もう察しがつきますよね。
空軍のジッパーは黒塗りです。
60年代の終わり、
空軍用キャトルジャケットは軍の予算削減のため、
M-65フィールドジャケットに統一される事になりました。
でも空軍は【一緒】を嫌います。(想像ですが)
きっとワガママを言ったんでしょう。(想像ですよ)
空軍納品分は、”黒にしてくれ”、と。(想像です)
もちろん、そんな情報はどこにも載っていないので、
僕の勝手な想像です。
でも明らかに色が違います。
これは生産のブレではなく、
意図を感じるほどの差です。
同年代、通常の3rdは向かって右のブラスカラーです。
襟も黒。
比べると違いがよく分かりますね。
生産を請け負ったのは、
John Ownbey Co社。
これまた空軍御用達のメーカーです。
その他にも数社がこの黒ジッパータイプを作っていますが、
どれもフライトジャケット納品メーカーが多いようです。
もちろん断言は出来ませんが、
限りなく空軍用M-65と言って良いと思います。
というわけで、探しに探して、
まだこれ1着しか見つけていません。
めちゃくちゃ数が少ないというわけではないと思います。
ただ単純に注目されていないだけかなと。
よく見てみたら、
手持ちのM-65のジッパーが黒かった、
なんて言う事があると思います。
ただ、現状僕の感覚で言うと、
ファーストのSSより出現率は低めです。
そして最高にクールです。
よろしくお願いいたします。