本日のアノラックOnlineStoreは、
こちらから。
●90’s イタリア製 ベネトン ブランケットカバーオール ネイティブ柄 表記(52)
1990年代、ベネトンのブランケットカバーオールです。
イタリア製。
ピュアウール100%。
厚手でしっかりした生地ですが、
硬さがないのでストレスなく着用できると思います。
ポケット2つ、
ベークライト調のボタン。
同年代のポロカントリーを意識したようなデザインです。
ただ、この独特の色使いに
ベネトンらしさが出ています。
モカ茶をベースに、
青、オレンジ、黄色のネイティブ柄です。
表記52(ヨーロッパサイズ)、
実寸はL~XL、ユッタリめのシルエットです。
●90’s USA製 Polo ラルフローレン 太畝コーデュロイパンツ 2タック グレー 実寸(33×32)
1990年代、Poloラルフローレンの
コーデュロイパンツです。
アメリカ製。
コットン100%。
太畝のコーデュロイ生地です。
グレーってちょっと珍しいと思います。
2タック入り、テーパードが入る、
ワイドなシルエットです。
バックポケットの左側にフラップがあったり、
サイドのベルトループが太かったりと、
アメリカ製時代のトラッドな演出が光ります。
●50’s フランス軍タイプ M47 フィールドJKT 民間? カーキグリーン 表記(92M)
1950年代と思われる、フィールドジャケットです。
フランス軍、M47型ですが、
民間品でしょうか。
胸タグにパリの住所記載。
その下に104-56とあるのは、
サイズなのか年号なのか分かりませんが、
年号であれば1956年10月4日でしょうか。
通常この年代のM47では採用されていない、
オリーブドラブカラーが特徴です。
70年以降の空軍憲兵隊用と同じような、
緑の方のカーキです。
ポケットの裏地もカーキベージュではなく、
紺色っぽい生地を使っています。
というわけで官給品ではなさそうです。
が、しかし、
官給品のデッドストックが楽天で簡単に買える事を考えると、
むしろ民間の方がレアなんじゃないか、
なんて思ったり、思わなかったり。。
ってか普通にカッコいいし。
●40’s U.S.ARMY M-43 フィールドJKT フード付き 表記(38R)
1940年代、U.S.ARMYのM-43フィールドJKTです。
ラベルが欠損してるので詳細は不明ですが、
おそらくEタイプだと思います。
官給品で間違いありません。
以前M-43とM-65を同時に洗って、
どちらが早く乾くかを検証したことがありましたが、
M-65があっという間に乾いたのに対し、
M-43はいつまでも濡れたままでした。
それだけM-65は生地も含め改良が進み、
ミリタリーウェアとしての完成形に近い
という証明でもありますが、
逆に言えばM-43の生地は
密度が高く、丈夫だと言う事でもあります。
つまり何が言いたいかというと、
めちゃくちゃスゴイ作りだ、と言う事です。
先ほどのM47の原型もこのM-43ですが、
その作りは圧倒的に違います。
これが国力の差か。。と思うほど。
しかしこの品質を維持するのは、
かなり大変だったであろうことは想像に難くありません。
ゆえにどんどん簡素化が進み、
大量生産しやすい生地、ディテールに変更になります。
このポケットフラップのアーチなどがまさにそれですね。
ちなみにこちらは取り外し可能なフード付きです。
パッチ類がオリジナルかどうか判断が難しい所ですが、
胸パッチは黒ベースに黄色の古いタイプ。
そしてこの富士山のパッチは、
出すところに出せば、
これだけでボディより高い可能性もあります。。
状態はまずまずですが、
破れやすい袖先がキレイなのはポイントが高いと思います。
と言うか、普通に考えて1940年代のミリタリーウェアが
着れる状態で残っている事自体スゴイ事なんですが、。
マーチンやギブソンだったらとんでもない値段なのに。。
(生産数、現存数の差は否めませんが)
本当は僕の気持ち的には30000円でも安いと思いますが、
相場を考慮して、フェアプライスを付けたつもりです。。
よろしくお願いいたします。