本日のアノラックOnlineStoreは、
こちらから。
2000年代、アルファヌメリックの
スウェットフーディです。
「派手じゃないスケートウェア」の代表格。
KR3W (Krew)のデニムパンツに、
アルファヌメリックのパーカーを着るのが、
オシャレな時代がありました。
Y2Kのサイバーじゃない方です。
誰かのサイン入りですが、
分かりません。
ヒジに穴を開けたライダーのサインかも。
ズタボロなので、
それなりの値段ですが、
物によってはすでに価値が出始めていたりします。
ピスネーム裏は、
【アルファヌメリック・サンキュー】です。
●90’s イタリア製 カステルバジャック 半袖シャツ ピンク 表記(M)
1990年代、カステルバジャックの半袖シャツです。
イタリア製。
レーヨン100%。
最近はテキスタイルプリントもインクジェットが主流ですが、
この年代は色ごとに版を作る、
シルクスクリーンプリントです。
見分け方は簡単。
裏地が白ければインクジェット。
裏地まで色が浸透していればシルクです。
ピンクベースの総柄。
フロントと背中で違う柄です。
贅沢な生地使いですね。
(単に生地幅が広いと言う事かもしれませんが)
中央部分を背中に、
両端部分をフロントに使うのが
一般的な生地の採り方です。
BY SEA。
良いですね~~。
●【DEAD】 99’s トゥインクルレビュー Tシャツ 実寸(L位)
トゥインクルレビューのTシャツです。
生産国表記はありませんが、
多分日本製です。
D-KN 1509。
さてどこの会社でしょうか。
1999年に発売された、
成人用アドベンチャーゲーム。
この年代、日本のカラー印刷は転写シートが主流で、
とくにアニメ系など色をたくさん使う場合はその傾向が高く、
シルクスクリーンプリントはほとんど見かけません。
ところがこちら、しっかりシルクです。
4色分解+特色。
特色分解(スポットカラー)との違いが分かりやすいので、
ちょっと解説します。
この紫部分。
特色分解なら紫色のインクを使います。
つまり拡大してみても紫色の点になっています。
こちらは4色分解(CMKY)なので、
紫=青(シアン)+赤(マゼンタ)
の混色で表現しています。
拡大すると、シアンとマゼンタの点が見えます。
緑も同様に、緑用の版ではなく、
青(シアン)+黄色(イエロー)で、
緑色を作っています。
オレンジは、イエロー+マゼンタですね。
これはこれで非常に繊細は版分けが必要です。
PhotoshopでCMYKチャンネルに分けても、
中々こんな風にはなりません。
しかも版のサイズがデカイ。
当時このプリントをした会社が気になりますね~~。
●90’s USA製 フルーツボディ マウンテンバイク 総柄 抜染サンダー 表記(L)
1990年代、フルーツオブザルームボディのTシャツです。
アメリカ製、コットン100%。
シングルステッチの丸胴です。
赤ボディにサンダーの総柄。
実はこれ、。抜染です。
正確には抜染しながら色を入れる、着抜。
ゆえにインクのバリバリ感はなく、
生地の編み目が見えているのが分かるでしょうか。
この着抜手法、
パウエルが良く使っていました。
ただでさえ難しい着抜ですが、
こちらはなんと総柄、。
いったいどんな設備だったのか。
さらに発砲プリントを重ねています。
いや~~、。これ今作ったら、
コストがとんでもない事になりそうですね。。
やっぱりアメリカのシルクスクリーン技術はスゴイなぁ。。
よろしくお願いいたします。