本日のアノラックOnlineStoreは、
こちらから。
●90~00’s オールインワン 100%コットン ナス紺フェード 表記(A1 46) 実寸(XL)
ブランド名が分かりませんが、
いわゆる作業着、ワークウェアメーカーの
オールインワンです。
アメリカの生地を使ったメキシコ縫製の記載があるので、
90年代終わり~2000年代半ば位ではないかと思います。
コットン100%と言うのが嬉しい所。
この年代になると、用途的な事も踏まえ、
だいたいポリエステル混になってしまいます。
(下手をするとポリ100とか)
というわけで、コットンらしいフェード(褪色)具合が、
最大の魅力です。
元々は濃紺だと思いますが、
度重なる洗濯により紫がかったナス紺に変色しています。
ちなみに、漂白剤入りの洗剤を使わないとこんな感じにはなりません。
原液が付くとピンクに変色する漂白剤で、
日本の規格とはちょっと違うタイプです。
つまり、日本の普通の家庭用洗剤を使っていくら洗っても、
こういうナス紺にはなりません。
(色々なメーカーがあるので一概には言えませんが)
汚れや、
ヤブレも、
もはや愛おしいとさえ思えます。
実寸はXL位。
180cm位の方が着てもダボっとした感じだと思います。
クルアネのダウンベストです。
カナダ製。
ほぼハンドメイド。ってかハンドメイドです。
ウェブサイトを見ると分かりますが、
おばちゃんがミシンで作っています。
柔らかくて軽い系のダウンベストが好きな方には、
クルアネがお勧めです。
まるで着ている事を忘れてしまうような軽さです。
なのに、めちゃくちゃ暖かい。
エアコンだけでは不安な時は、
部屋着としても使えます。
色はピンク。
ちょっと情報が古めですが、
現地の定価は250ドル位。
以前(10年位前。。)日本のセレクトショップで見た時は、
確か50000円位だったような記憶がありますが、
定かではありません。
でも、めちゃくちゃタケーな、
と思った記憶があります。
●70’s エクセルド ヌバックレザー テーラードJKT ※ジャンク 実寸(S位)
1970年代位と思われる、
エクセルドのテーラードジャケットです。
アメリカ製です。
Dupont社のQuilonレザーです。
牛革のヌバック。
シングル、3つボタン、
小さめの襟。
これ、。もはやShantiiじゃん。。
水洗いされているようで、
縮みや歪みが出ています。
ポールハーデンやギャルソンが好きな人も、
グッとくるはず。
ただ、状態が完全にジャンクです。。
着用向きではありません。
サンプルや観賞用としてお考え下さい。
2000年代、NGAPのブルゾンです。
日本製、コットン100%。
レンガのように見える、
特殊な織り方のツイル生地です。
NGAP時代は、
建築的要素を洋服で表現する、というコンセプトがあったようで、
こちらの生地はまさにそれを具現化しています。
この生地にばかり目が行きがちですが、
フロントのジッパーの選択があまりにも渋い。
一見金属のように見えますが、
これはコイルファスナーに金属風メッキを施した、
メタリオンジッパー(YKK)です。
表面をメッキ仕上げ。
金属製エレメントのガリガリ感がなく、
スムーズに開閉が可能です。
バッグでは使っているメーカーもチラホラありますが、
ブルゾンのフロントジッパーで
これを選択する事はあまりないような気がします。
ちなみに、スナップボタンは
プランサーです。
特殊な環境(工場など)で働く人用の
ワークウェアにはこのスナップボタンが付いています。
ワークウェアの要素をしっかり取り込みつつ、
全く違うアプローチで、
見た事もないような服を作っていたNGAP。
最高にクールです。
よろしくお願いいたします。