本日のアノラックOnlineStoreは、
こちらから。
●90’s Polo ラルフローレン ショールカラー ニットカーディガン 濃紺 表記(LL)
1990年代、Poloラルフローレンの
ショールカラーニットカーディガンです。
【LL】というサイズ表記を見ればすぐに分かりますが、
日本規格です。
【LL】はJIS(日本工業規格)が定めた表記で、
国際標準では【XL】を使います。
というわけで、
アクティ21のライセンス商品です。
クラシックなデザインの
ショールカラーカーディガン。
胸にポニー刺繡もないので、
もはやビンテージに見えます。
肉厚な猫目ボタンも良い感じ。
色は濃紺。
90年代ではLLですが、
今の日本人の感覚ではL位です。
●80’s 大文字 Polo ラルフローレン ショールカラーコート 濃紺 表記(M)
1980年代、Poloラルフローレンの
ショールカラーコートです。
こちらは大文字タグですが、
やはり日本規格、
樫山のライセンス商品です。
アメリカ規格の大文字タグは、
1967年~70年代までしかありません。
樫山がライセンス契約をしたのが1986年と言う事なので、
この大文字表記は単にやっちゃった系の確認ミスでしょうか。
恐ろしい数の織りネームを発注してしまったから、
さずがに廃棄するわけにはいかず、
怒られるまで使っちゃいましょうか、的な流れだったのかも、
なんていう妄想が膨らみます。
ちなみに、僕の勝手なイメージですが、
英語圏の人にとっての全部大文字というのは
日本語でいう全部カタカナくらい、
読みづらいのではないかと思っています。
(実際にはそんな話を聞いた事はありませんし、
漢字を使う日本人とは感覚が違うと思いますが。。)
漫画でロボットの吹き出しが全部カタカナになると、
全く読めなくなるのは僕だけではないはずです。
というわけで、いわゆるあの大文字タグではありませんが、
それでも1980年代なら、
立派にビンテージと言って良いと思います。
ちなみに80~90年代の樫山製は、
本家同様丁寧な作りで、
かつ日本人のサイズ感を理解しているので、
シルエット・サイズ感が秀逸です。
裏地はポニーの透かし柄入り。
表記Mサイズ。
170~175cm、標準体型の方が着て
丁度良い位だと思います。
●80~90’s USA製 Polo ラルフローレン フリース マッキノークルーザー 表記(S)
1980~90年代、Poloラルフローレンの
フリースジャケットです。
こちらはアメリカ規格、
アメリカ製です。
RNナンバー表記入り。
ポリエステル100%。
ポーラテックフリース生地です。
なんと、ポーラテックの生みの親、
MALDEN MILLS社の社名入り。
ポニーロゴが併記されたこのタグもレアだと思います。
フィルソンのマッキノークルーザーを、
フリース生地でアレンジ。
オーセンティックなアイテムを異なる素材で作るという、
今では当たり前のアプローチを
この時からやっていたラルフローレンはやっぱりスゴイ。
重厚そうに見えるデザインですが、
薄手の柔らかいフリース生地なので、
ジャケットと言うよりも、
むしろフリースシャツに近い印象です。
ベークライト調のボタンも手抜かりなし。
ほぼ使用感のない、
極上コンディションです。
●15’s~ Polo ラルフローレン レザーベスト ブラウン 表記(M)
Poloラルフローレンのレザーベストです。
2015年、大文字表記が復活。
このレザーベストは2000年以降、定番の形となりましたが、
2015年のアップデートによりさらに完成度が高まりました。
特に革質。
シボ感のある、シットリした質感。
ずっと触っていたくなるような極上レザーです。
スナップボタンの根元の作り方が、
これまたスゴイ。
この半円状のステッチは、
浮き(遊び)を作る事で、
根元にかかる力を分散させる役目を果たしています。
ビデイルのポケット配置に、
インターナショナルの襟。
英国調のデザインにフィットする、
上品なブラウンカラー。
いや、もう完璧ですね。。
こんなに完成度の高いレザーベストは中々ありません。
よろしくお願いいたします。