本日のアノラックOnlineStoreは、
こちらから。
●90’s GAP インディゴ 長袖シャツ リブ襟 表記(M)
1990年代、GAPの長袖シャツです。
ホンコン製。
デニムツイル生地。
オーバーダイのようなちょっと濃いめのインディゴブルーです。
襟をリブで切り替え。
ポロシャツの襟です。
メタル風ボタンも良いですね。
●【未使用】 15’s セールスマンサンプル Polo ラルフローレン フランネルローブ 表記(S/M)
2015年、Poloラルフローレンのガウンです。
フラッシャーかと思ったら、
セールスマンサンプルタグでした。
2014年10月の日付。
ちょうど新タグに変わる頃です。
Vendor(生産会社)や、工場の名前も入っています。
普通こういう情報は中々お目にかかれないので、
このタグは価値のある資料だと思います。
ショールカラーのクラシックなスタイルです。
フワッと柔らかいフランネル生地。
ポケットは柄合わせ。
ユッタリしたしたシルエットで、
リラックスしたい時の部屋着に最適だと思います。
●70~80’s ピーターポール&マリー スウェット 実寸(M位)
大瀧詠一さんは『エルヴィスで産湯をつかった』、
とよくおっしゃっていましたが、
何を隠そう僕の産湯はPPMでした。
この辺がエレキギターよりも
アコースティックギター(フォークギター)の方が好きな理由かもしれません。
風に吹かれては、
ディランよりも先にPPMで聞いていたし、
パフ、500マイル、悲惨な戦争、レモンツリー、など、
今でも毎日ギターで弾いています。
というわけで、
ピーターポール&マリーのスウェットです。
●70’s シエラデザインズ マウンテンパーカー 改 ベージュ 表記(S)
1970年代、シエラデザインズの
マウンテンパーカーです。
60/40タグ。
®マーク入りなので70年代中期位です。
無刻印小さめのスコービルボタン。
この辺の時期までがいわゆる本物のシエラデザインズです。
70年代中期~後期にかけて、
創業者の離脱や、工場の移転、日本資本の投入などにより、
もはや設立当初の理念はなくなってしまいました。
そもそも60/40生地自体が時代遅れになり、
高性能を求められるアウトドアウェアとしても
中途半端な立ち位置になってしまいます。
本来ならここでブランドとしては
消滅してもおかしくはなかったのですが、
(実際そういうマニアックなアウトドアメーカーはたくさんあるわけで)
なぜか日本のヘビーデューティーブームに助けられ、
延命措置を施された結果、
名前だけ残ってしまったのがシエラデザインズです。
もてはやされてしまった、と言い換えてもいいでしょう。
あの【呼吸をする生地】という
魔法のキーワードの功罪ですね。
もちろんこれは僕が考えた極端な捉え方なので、
実際にどのような状況だったのかは
当時を知る現地の人に聞くしかありません。
というわけで、こちらはギリギリまだ
シエラデザインズの頃のシエラデザインズです。
入手時各所にダメージがあったので、
メンテナンスをするついでにこっそりカスタムしてみました。
フード紐がなかったので、
M-65のコード(実物)を移植。
裾は元々コードはありませんが、
根元を開いてM-65コードを通しました。
ベルクロテープが機能していなかったので交換。
どうせなら青とか、赤にしても良かったかなぁ。。
プルタブはパラコードです。
スライダーの巻き方にちょっとした工夫があります。
ただ結んでもこういう風に平らにはならないんです。
というわけで、オリジナル率は低いものの、
カスタムベースとしては丁度良いかと思います。
軍モノっぽさを追加して
パッチを付けても良さそうですね。
よろしくお願いいたします。