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「とうとう始めましたね」
「たのしみにしています」
というプレッシャーを頂きありがとうございます。
(主にMURAKOSHIさんから)
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心境の変化とか、
時代の流れに抗うのをやめたとか、
大げさな理由はなく、
日曜の昼下がり、
ヒマだったのでアカウントだけ作ろうかな、
くらいの軽い気持ちで始めました。
慣れるまで非公開にしようと思ったのですが、
すぐにフォローして下さった方がいたので、
ええい、ままよ、
とばかりに公開した次第です。
ガッツリ商売っ気を出せるほど機能を理解していませんし、
紹介出来るような珍妙な日常生活も送っていないので、
基本はお知らせ用として利用したいと思っています。
フォローして頂きありがとうございます。
大変申し訳ございませんが、
コメントやメッセージなど、
SNSらしいやり取りがあまり得意ではないので、
私の方からはフォローなしと、
粋がった仕様でお願いできると幸いです。
よろしくお願いいたします。
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では、本日のアノラックOnlineStoreは、
こちらから。
●10’s~ カーハート リップストップ Vネック シャツ エンジ 表記(M)
そういえば、ERでダグ(ジョージ・クルーニー)が、
こんなシャツを着ていました。
カーハートの通称メディカルシャツです。
USAのオフィシャルサイトでは、
特に用途を限定していませんが、
何となくアメリカの医療従事者が着ているイメージがあります。
とはいえ、ここは日本。
普通に着用しても、
ドクター扱いされる事は少ないと思います。
というかこれ、
とても機能的で動きやすい。
プルオーバーシャツとして、
使い勝手の良いアイテムです。
所々トリプルステッチを使っているあたりに、
カーハートらしさを感じます。
色はエンジ。
Mサイズ。
170~175cm、60~65kg位の方が着て、
丁度良い位だと思います。
●00’s アバクロ カーゴショーツ 迷彩 表記(30) 実寸(31.5位)
古着の呼び方で、
大体の年齢が分かります。
50~60歳以上の方は【当時物or年代物】
30~40代は【ビンテージ(ヴィンテージ)】
若い人達はアーカイブなんて言ったります。
ただ、アーカイブに関しては、
ただの古着にプラスアルファ、
ブランド名(特にハイブランド)がある古いもの、
と言うようなニュアンスが強いかもしれません。
さて、2000年代のアバクロは
アーカイブになり得るのか。
現状ではまだ最下層を彷徨う、
ただの古着だと思います。
2000年代のアバクロが、
ブランド戦略やゴシップネタから切り離され、
物として正当に評価されるようになれば、
アーカイブとしての価値は確実にある
と僕は信じています。
2000年代頭位と思われる、
半袖Tシャツです。
市販メーカーのボディですが、
タグがカットされています。
カルバンクラインのような、
オシャレなフォトデザインだなと思ったんですが、。
残念ながら転写プリントでした。。
残念ながらなんて言うと失礼ですね。
実は転写プリントと言うジャンルも、
もしかしたら面白いのかもしれません。
写真の再現度だけを見れば、
シルクスクリーンよりも完全に高解像度です。
つまりどの角度から見るか、
その柔軟性の問題です。
●90’s 転写プリント フォト Tシャツ 背中ナンバリング 表記(XL)
こちらも同じく転写プリントです。
ボディはヘインズ。
ビーフィーではなく、
【TOP-T】というちょっとレアなタグです。
こちらは先ほどのフォトTよりも、
もっとパーソナルで、
プライベートなアイテムだと思います。
水兵の服を着たアンニュイな少年の写真の下に、
ドイツ語で、
「bin ich nicht ein hübscher junge」
と書いてあります。
DeepL翻訳に頼ると、
「私は美少年ではない」
と出てきます。
なんのこっちゃ?
でも、背中を見て、
ハッとしました。
70歳。
そうか、これは爺さん(ドイツからの移民)の70歳の誕生日に、
孫が作ったTシャツなんだ。
爺さんの子供の頃の写真を使って。
アメリカで育った孫は、
ドイツ語の文法が分からず、
本当は、
【どう、僕って可愛かったでしょ?】
と書きたかったのかもしれない。
という妄想が、
僕のイマジネーションの限界でした。
これが、シルクスクリーンだったら、
完璧にクールかもしれません。
でも転写プリントだからこそ、
何となくホッコリします。
ホッコリって幸せって事ですよね。
よろしくお願いいたします。