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3/21(mon)
Luckzak* hanmock
HAND WOVEN
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本日のアノラックOnlineStoreは、
こちらから。
●00’s アバクロ カーゴショーツ 迷彩 表記(W28) 実寸(W31.5位)
またしてもアバクロです。
こちらは2006年サマーシーズン。
個人的にはこの辺の時期が一番好みです。
見て下さい、このサイズ表記タグ。。
こんなに手の込んだサイズ表記タグは、
後にも先にも見た事がありません。
6ポケットにコインポケットをプラスした、
カーゴデザインです。
サイドポケットの作りも凝っていますね。
なんですか、この中央のパイピング。
ウッドランド迷彩のような大ぶりの迷彩柄。
アバクロウォッシュと呼ばれる
ビンテージ加工により褪色しています。
はて、この感じ。
どこかで見た事ありませんか?
そうです。
Yeezy、season1の迷彩。
まさにこんな感じでしたよね。
バタフライ効果と言うよりも、
もっと直接的な影響を感じざるを得ません。
●00’s アバクロ カーゴショーツ 迷彩 表記(M) 実寸(W36インチ位)
畳みかけるようにアバクロが続きます。
同じような迷彩柄ですが、
こちらは生地が薄めです。
サイドポケットにプリント入り。
どこまでも手が込んでいるのに、
定価はそんなに高くはありませんでした。
つまり賃金が安い国の労働力を搾取したわけですが、
その辺はまた【アバクロの栄枯盛衰】の中で
レポートにまとめる必要がありそうです。
それは【アメリカへの憧れ】が薄れていく過程と、
イコールだったように思います。
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●81’s U.S.ARMY M-65 3rd フィールドJKT So-Sew Styles, INC. 表記(S-R)
1981年会計、U.S.ARMY、
M-65フィールドジャケットです。
DLA表記が入る官給品。
生産を請け負ったのは、
So-Sew Styles, INC.社です。
John Ownbeyと共に、
M-65のサプライヤーとしてはトップメーカーです。
ジェネラルのブラスジッパーを使った
3rdモデル中期。
デカ白ラベルの最終時期です。
この辺からフードの生地がやや厚くなります。
裏地はコットン100%、
リップストップ生地です。
OG-107カラーですが、
なんとなく緑が強い印象です。
個体差なのか、
単に色褪せしていないからかもしれません。
表記Small-Regular。
M-65が最も美しく見えるレギュラー丈。
状態も良好です。
●70~80’s U.S.ARMY ほぼ作務衣 TOXICOLOGICAL AGENTS PROTECTIVE COOLING
1970~80年代、U.S.ARMYの、。
。。
ってか、
これ米軍なの??
と思ってもおかしくありませんよね。
ほぼ作務衣です。
正式名称は、
TOXICOLOGICAL AGENTS PROTECTIVE COOLING。
有害化学物質用防護服(ケミカルプロテクティブ)を
脱いだ後、洗浄した後に着るための服だと思います。
生産はDefense Personnel Support Center(DPS)なので、
完全な官給品ではなく、
準支給品扱いではないかと思います。
コットン100%。
細かい菱目模様の珍しい生地です。
コットン100%と言う事からも、
これがいわゆる【防護服】ではない事が推測されます。
やはり、有害物質洗浄後の
リラックスウェア(パジャマのようなもの)
と考えた方が良さそうです。
フロントの合わせ方や、
ゆったりしたシルエットは、
まさに作務衣そのままです。
米軍に赤ひげの信奉者がいたのかもしれません。
U.S.ARMYの作務衣。
最高にクールです。
よろしくお願い致します。