本日のアノラックOnlineStoreは、
こちらから。
●86’s U.S. Air Force N-3B 6279J コットンシェル Greenbrier Industries, INC. 表記(M)
今年はモッズコートに頼らないぞ。
という命題を立て、
その代わりに狙いを定めたのが、
コットンシェルのN-3Bです。
あの軽く柔らかい、
M-65モッズコートの着心地に慣れてしまったヤワな体には、
60年代以前のN-3Bはやっぱりヘビーです。
でも、コットンシェルなら、
スムーズに移行できると思います。
特に80年代以降は、
各所で軽量化が図られています。
ポケットの内側、手の甲側は
厚めのウールパイルから、
ポリエステルキルティングに。
手の平が当たる方はウールです。
この細かい気配りが、
N-3Bの歴史を物語りますね。
中綿もポリエステルで、
軽く柔らかい着心地です。
表記Mサイズ。
大きめの作りで実寸はユッタリめのL位ありますが、
M-65モッズコートに慣れた方なら、
むしろM表記位のボリュームが丁度良いと思います。
機能的でカッコ良く、
しかも市場価格はM-65モッズコートの3分の1くらい。
N-3Bを選択肢に入れるのは、今です。
●83’s U.S. Air Force N-3B 6279J コットンシェル Greenbrier Industries, INC. 表記(XS)
先ほどと同じ、Jタイプですが、
こちらは3年古い、
1983年会計分です。
ポケットの内側、
手の甲が当たる部分は、
ボディと同じ生地を使っています。
化繊ファーは硬化し、縮みが出ています。
正直、N-3Bに注目し始めた当初は、
このファーの縮み具合が苦手でした。
でも実際自分がN-3Bを着るようになって、
着て、洗ってを繰り返すうちに、
乾燥機に入れなくてもこうなる事が分かりました。
で、そうなると、
これはこれで別に悪くないな、
というか、自然だな、
なんて思えるようになり、
ついでにむしろアリなんじゃない?
という悟りに至りました。
こちらは表記XSサイズ。
昔は希少サイズなんて言われました。
165~170cm、60kg前後の方が着て、
丁度良い位だと思います。
状態がまずまずなので、
お買い得プライスです。
と言っても、普通に着用可能です。
●90’s USA製 ショット Lot.726 N-3B ウール 黒 表記(38)
N-3Bも、絶対官給品じゃなきゃダメだ、
というわけではありません。
確かに官給品は作りが良いです。
というか、N-3Bのように生産コストの高いアウターは、
税金を使わなけば、販売価格が合わないんでしょうね。。
そうなると民間販売用は材料を安くするか、
人件費の安いアジアや南米に生産工場を移すしかありません。
そのどちらも否定し、
アメリカでちゃんとしたN-3Bを作れたメーカーは、
限られています。
つまりショットです。
アウターシェルは、
メルトンウール。
Pコートのような厚手の生地で、
裏地はキルティング仕様。
フードファーは化繊。
袖ポケットの一部をレザーに。
これがショットらしい。
フードのストラップベルトもレザー。
少し長めなのがクールですね。
今アメリカでこれを作ったら
定価は10万円を超えるんじゃなかろうか。。
表記38インチ。
状態は良好です。
●90’s USA製 スピワック N-3Aタイプ 黒 リアルファー 表記(38)
こちらはスピワックです。
N-3Aタイプを意識したデザイン。
アメリカ製。
ショットに比べるとやや品質は劣りますが、
民間用のアルファと同程度の作りです。
N-3Aと言っても、
本気の復刻ではなく、
Aの要素をちょっとミックスした、
ライトなディテールです。
胸に革パッチ、
むき出しの袖リブ。
表に出たウエストコード。
N-3Aと言うよりも、
ファーフードを付けたロング丈のMA-1みたいな印象です。
つまり、とても着やすい。
重量も軽く、
もはやヘビーアウターと言っていいのか悩む位です。
フードトリムは、
リアルコヨーテファー。
フワフワです。
表記38インチ。
90年代のスピワックは、
表記を無視したビッグなサイズ採りですが、
こちらは珍しく実寸も表記通りM位です。
ってかまぁ、最高にクールです。
よろしくお願い致します。