本日のアノラックOnlineStoreは、
こちらから。
●11~17’s デニム&サプライ プリーテッドブラウス(Gジャン) 表記(XS)
2011~17年、デニム&サプライの
プリーテッドブラウスです。
オッサン風に言うと、ジージャンです。
ユース向けロープライスラインとして登場した、
デニム&サプライ。
ところが、生地、縫製、加工に至るまで、
本家Poloと区別がつかないようになってしまい、
結局終了してしまいました。
この流れ、RUGBYと似ていますね。。
ってか、実はポロウエスタンも、。
(その話は後程)
というわけで、
定価は安いのに(Poloに比べて)、
めちゃくちゃ良い作りです。
リーバイスのファーストを意識しながらも、
オリジナリティを追求したデザインです。
特にこのプリーツの縫い方。
効率的で見た目も良い。
そしてポケットの端の処理。
わざと折り返し部分を外に出し、
リーバイスでいう所の赤タブの変わりに、
個性を主張しています。
このアイディアはホントにクールです。
背中に針バックル。
ベルト裏で耳を見せる演出もニクイ。
リベットは打ち抜きで、
当たり前のようにロゴ刻印入りです。
ビンテージを研究し、
それに近づけるために努力する行為は、
もちろん凄いなぁと思うんですが、
到達点はビンテージのオリジナルと決まっており、
オリジナルを超える事は出来ないという答えが
最初から出ています。
それって苦行だ。。
苦行の果てに何が見えるんだ。
難業(難行)の果てに何が見えたんだ。
日々の煩悩の中で気付かなければ、
結局何にも分かりはしないだろう。
君が偉そうに、、、
おっと、話がハイロウズ側に逸れてしまいました、。
+
というわけで、僕が好きなのは、
ビンテージを知っている人が作る、
新しい服です。
●90’s USA製 Polo ラルフローレン 2タック デニムスラックス 実寸(34.5×29位)
1990年代、Poloラルフローレンの
デニムスラックスです。
アメリカ製。
コットン100%、薄手のデニム生地。
腰タグは
POLO COUNTRY表記の古い方です。
かなり履きこまれており、
ヨレヨレです。
が、このヤレ感が良い感じです。
●10’s RRL EU規格 コットン×リネン デニムワークシャツ 表記(S)
2010年~、RRLラルフローレンの
デニムシャツです。
EU、ヨーロッパ規格。
こちらもビンテージをしっかり研究しつつ、
復刻とは少し路線を変えたアプローチをしています。
トリプルステッチでこのカーブ。
縫うの大変そうだなぁ。。
トリプルステッチの裏面って
グッとくるポイントですよね。
表記Sサイズ。
実寸はS~M位ですが、
ヨーロッパ人用なので、腕が長いです。
●79’s ポロウエスタン ラルフローレン ウエスタンテーラード 黒 表記(42L)
1979年、ポロウエスタンの
テーラードジャケットです。
出ました。
幻のウエスタン。
先ほどチラッと言いかけましたが、
Poloの廉価版として
1978年に登場したウエスタンライン。
元々はラルフローレン夫妻が着たい服、
が、テーマだったようです。
生産はGAPが受け持ち、
生産国を振り分ける事で、
ローコストを実現しよう、と画策しました。
ところが、夫妻が望んだ
高品質+低価格のバランスを維持する事が出来ず、
あっという間に(1~2年で)終了してしまいました。
その後、
高価格でもいいから、
高品質なウエスタン服を作りたい、
という夫妻の情熱が、
ポロカントリー、そしてRRLへと受け継がれます。
というわけで、
GAPに任せたわりに、
こちらのジャケットは、アメリカ製です。
本当ならホンコンあたりで
安く作りたかったんでしょうが。。
ウエスタンヨークが特徴的な、
テーラードジャケットです。
デニム生地タイプは意外と良く見かけますが、
黒のツイル生地タイプはレアだと思います。
段返りの4つボタン。
シェイプされたAラインシルエット。
ロングなセンターベント。
どれも現在主流のテーラードスタイルには
カスリもしないディテールです。
表記サイズは42Long。
ポロウエスタンは
ラルフローレンさんの体型をイメージして
パターンを作ったそうで、
どれもサイズが小さめです。
こちらも42表記のわりに、
実寸はS~M位とタイトめです。
ただ、Long丈なもんで。。
袖と着丈が長めです。
要はむちゃくちゃなサイズです。
178cm、やせ型で腕の長い、
スラッとしたモデル体型の方が着て、
丁度良い位だと思います。
そんな人、いるんかな。。
よろしくお願い致します。